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当社可変速揚水発電システムが営業運転を開始(北海道電力株式会社 京極発電所2号機)

ニュース

再生可能エネルギー

受注・納入

2015年12月 7日

株式会社東芝 電力システム社

  当社が北海道電力株式会社 京極発電所2号機向けに納入した可変速揚水発電システムが、先月、営業運転を開始しました。

  昨年10月に営業運転を開始した1号機と同様に、従来の揚水発電システムに比べて運転可能範囲が広く、ゼロ出力から最大出力まで電力の需給バランスに応じた最適運転ができる特長を持つ可変速揚水発電システムが適用されており、水資源の有効活用と電力安定供給への貢献が期待されています。

  可変速二次励磁装置(※1)には当社独自のIEGT(Injection Enhanced Gate Transistor)素子(※2)を採用し、周辺回路の簡略化によるコンパクト化やシステム全体の損失低減を実現しました。また、監視制御装置間をゲートウェイ(※3)によるネットワークで接続し、各号機単独の運転制御だけでなく、落雷などの系統事故時に系統周波数低下を検出して複数ユニットを組合せて発電を開始する緊急発電運転など、電力系統の安定運用に貢献できるシステムとなっています。

  当社グループは、1894年に日本最初の事業用水力発電所である蹴上発電所向けに国産初の60kW水車発電機を納入して以来、世界各国に2,000台以上、56,000MW以上の水力発電ユニットの納入実績があります。可変速揚水発電システムも当社が世界で初めて実用化したシステムであり、日本国内だけでなく海外でも建設・計画されています。当社グループは今回の納入を契機に更なるビジネスの拡大を目指すとともに、水力発電をはじめ、地熱発電、風力発電、太陽光発電など多様な再生可能エネルギーの安定供給に向けた取り組みを世界各国で展開していきます。

※1 発電機又は発電電動機の二次側(回転子)に変換装置を接続した二次励磁方式を適用した交流励磁装置
※2 高耐圧・大容量向けに開発された注入促進型絶縁ゲートトランジスタで、低いゲートオン電圧特性と高い遮断能力を備えたパワーデバイス
※3 通信手順(プロトコル)が異なる二者間やネットワーク間の相互の通信を 中継する機器


納入の概要

発電所名 京極発電所
事業者 北海道電力株式会社
所在地 北海道虻田郡京極町
発電所出力 200MW×2
京極発電所 発電電動機フロアトップ
京極発電所 発電電動機フロアトップ

以上

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