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東芝エネルギーシステムズ株式会社

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敦賀市における水素サプライチェーンモデル構築に向けて

-H2OneマルチステーションTMを活用-

プレスリリース

水素エネルギー

再生可能エネルギー

研究開発・技術

2021年3月29日

福井県敦賀市
東芝エネルギーシステムズ株式会社

 福井県敦賀市(以下、「敦賀市」)、及び東芝エネルギーシステムズ株式会社(以下「東芝エネルギーシステムズ」)は、再生可能エネルギー由来のグリーン水素を燃料電池車への充填や発電へ利用する「H2OneマルチステーションTM」を活用した水素サプライチェーンモデルの実証を開始します。本実証実験では、今回追加したVPPリソースの一つとして活用する機能および水素の払出機能を用いて、グリーン水素の利活用を多方面に広げていくことを目指します。

 H2OneマルチステーションTMは、燃料電池車への水素充填や、敷地内の建物、電気自動車への電力供給が可能であり、既に2020年11月より敦賀市内で稼働しています。

 福井県では、嶺南市町などと連携し、便利で災害に強く、環境にもやさしい街づくりを目指す「嶺南スマートエネルギープロジェクト」を推進しています。この一環で、関西電力株式会社(以下、「関西電力」)などが電気自動車や太陽光発電、水素を活用したVPP構築の実証実験を進めています。
 今回、H2OneマルチステーションTMは、このVPPの分散電源リソースの一つに加わり、エネルギーを賢く使う地域づくりの実現に貢献します。実証実験では、関西電力から電力の需要を上げる要請があった際には、H2OneマルチステーションTMで水を電気分解し、水素を製造します。また、電力の需要を下げる要請があった際は、溜めておいた水素を利用し、燃料電池で発電し、必要な電気を供給します。
 また、H2OneマルチステーションTMに追加した水素払出機能を用いることで、水素インフラのない場所でもグリーン水素を活用することが可能となります。H2OneマルチステーションTMから払出した水素を貯蔵したカードルと、今回開発した簡易水素充填機を外部へ運び出し、具体的には、敦賀市内や、近隣エリア、嶺南地区等の燃料電池搭載フォークリフトなどに活用することを想定しています。簡易水素充填機はコンパクト化を進めたことで、一般的な運搬車両での取り回し運用を可能としています。

 敦賀市および東芝エネルギーシステムズは、今回のVPPの実証実験への参加および水素払出しを通じたグリーン水素の利活用を進めていきます。両者は、水素サプライチェーンの構築を通じ、再生可能エネルギーの普及を促進し、脱炭素社会へ貢献していきます。


注:VPP:Virtual Power Plant 仮想発電所

「H2Oneマルチステーション™」を活用した水素サプライチェーンモデル(イメージ)

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